シール強度テスト:1 lb.は現在も頼りになる指標か?ASTM WK57656に関する最新情報

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数年前、私はいたるところに存在するパッケージングの専門家を代表して、シール強度テストの1 lb.標準規格を検証する、ないしはその誤りを暴くために動き始めました。私の記憶だと、どんな会合またはベテランやなりたてのパッケージングエンジニアとの集いにおいてもこの話題で盛り上がったり、討論が始まったりすることがよくありました。1 lb.標準規格がどこから始まり、なぜ頼りになる指標になったのか、そして、1 lb.が各パッケージに適しているかどうかについて話し合いが持たれました。

これは、私にとって情熱を注ぐことができるものとなったため、シール強度テストの新しい標準規格の策定に取り組むASTM特別チームのリーダーを買って出ました。私がリーダーを務めるASTM委員会「ASTM-WK57656」は、このような永遠の問題に対する答えを見つけようと懸命に取り組んでいます。We have taken a holistic approach to solving this challenge, using a bottom-up approach—implementing one of two methods to determine package seal strength.

シール強度
  • 不適合境界(EOF)

  • ガード・バンド

新しい標準規格を文書にする理由は、シール強度を特定する現在の方法論を不適合と見なすためではありません。多くの場合、現行の方法でも問題なく特定することは可能だからです。新しい標準規格を記述する本当の理由は、新しいパッケージングに挑戦し、変革・向上するための一手段として新しいパッケージングを誘導するためです。ここで伝えたいメッセージは、常に、論理的根拠とデータに基づく証拠を使って、選んだ値を正当化することです。

プロセスには予想以上に時間がかかっていますが、業界内での1 lb.のこれまでの歴史を考慮すると、チームはコミュニティのためにもきちんとやり遂げることに努めています。目立った変化もなく先に進んでいないと感じる場合もあるかと思いますが、着手した人はいまだかつて誰もいないことを忘れないようにしています。次のステップはドラフトをASTM投票用紙に含めることです。これに関しては、今年の後半に実現できればと思っています。私たちは日々着実に目標に近づいていますが、不明な点はまだたくさんあります。

私の取り組みに興味を持たれた方は、LinkedInでオリジナルの記事(こちら)をご覧ください。また、オンデマンドのウェビナー「Developing a New Standard for Seal Strength Testing(シール強度テストの新しい標準規格の策定)」(こちら)も併せてご覧ください。

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