2024年ヘルスケア・パッケージング業界におけるトップ5ウェビナー

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今年、私はウェビナー開催の舞台裏について知りました。教育的プレゼンテーションの作成に必要なもの、練習に費やされる時間、ウェビナー開催に使用される技術の複雑さなどを目の当たりにし、私たちの業界にとって、情報がどれほど価値のあるものであるかがよくわかりました。以下は、ヘルスケア・パッケージング業界で今年開催されたウェビナーのトップ5です。

1

硬質無菌遮断システム設計の共同アプローチ

リストの最初は、私の一番のお気に入り、今年10月にOliver、PrentSencorpWhiteが共同で開催したウェビナーです。 このウェビナーでは、業界の専門家たちがそれぞれの経験を活かし、硬質トレイと蓋に理想的な無菌遮断システムを開発するための、「何を」「なぜ」「どのように」のヒントやコツを伝授してくれます。ヘルスケア・パッケージング業界での経験がまさ浅い私にとって、あらゆる関係者たちがどのように協力し合っているのか、そして設計から生産工程に移る前にあらゆる分野から意見を取り入れることがいかに重要かを学ぶことができ、非常に有益なウェビナーでした。

2

ヘルスケア・パッケージング・エンジニアとしての経験を共有

第2位は、Oliverが主催し、TeleflexOlympusNetwork Partnersの3人のパッケージング・エンジニアがコラボレーションしたウェビナーです。3人のパネリストはいずれも各分野に造詣が深く、業界のベストプラクティスを惜しげもなく披露してくれました。プロジェクト開発の早い段階ですべての関係者が関与する必要があるという意見は、業界が現在直面している最大の課題の1つである持続可能性とともに、非常に重要なポイントでした。このウェビナーでは、各講演者が正直さと弱さを持ち寄っていたのが印象的でした。

3

医療機器:医療機器のパッケージングの検証とテスト要件

第3位は、Packaging Digestで視聴できるウェビナーです。このウェビナーは、「なぜパッケージングが重要なのか」という問いに答える上で非常に勉強になります。講演者であるTÜV SÜD南アジア・ヘルスケア医療機器部門上級研究教授のPavankumar Tailor氏は、なぜパッケージングの検証が重要なのか、そのすべてのステップについて説明しています。彼は検証の段階と、必要なさまざまなテスト要件について解説し、製品を市場に送り出すために必要な地域ごとの規制要件についても触れています。特に新しいプロジェクトを始めたばかりの人にとって、このウェビナーは、間違いなく視聴する価値があります。

4

フォイルの基礎:医療パッケージング用途におけるさまざまなフォイルのガイド

第4位は、Oliverのウェビナー「フォイルの基礎知識:医療パッケージング用途のさまざまなフォイルのガイド」です。今年の6月に初めて公開されました。このウェビナーでは、専門家のGeoff Pavey氏(テクニカルフェロー)が、パッケージング材料としてのフォイルの基礎知識を詳しく解説しています。利用可能なさまざまな種類のフォイルを説明する上で、彼の徹底した専門知識は非常に役に立ちました。「フォイルは常に厚いほうが良いのでしょうか?」という重要な疑問が投げかけられたとき、Pavey氏はフォイル遮断のさまざまな特性と、用途ごとに適切なフォイル構造を選択する方法について詳しく説明しています。適切な材料を選択するのに役立つ、良いウェビナーでした。

5

ガンマ:長期的に持続可能な滅菌

そしてリストの締めくくり、第5位はSterigenicsのウェビナーです。戦略的供給および事業開発担当ディレクターのRichard Wiens氏が、コバルト60がどのように作られ、ガンマ線滅菌法に使用されるかについて詳しく説明します。現在、この方法は世界中の使い捨て医療機器滅菌の30%以上で採用されています。そして特にこの滅菌方法はヘルスケア・パッケージング業界における長期的な持続可能性への取り組みに役立つため、増加が見込まれる可能性があります。さまざまな滅菌方法について、私はそれほど詳しくはありませんが、これは未来の滅菌について考えるうえで、非常に有益だと思いました。

 

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